風車型風向風速計
収蔵品No.880057 風車型風向風速計の感部は流線型をした胴体と垂直尾翼による風向感部、4枚の プロペラの風力感部とから構成されています。 風が吹くとプロペラ側を風上に向けるように胴体が回転し、風向を測定します。 同時にプロペラの回転によって風速がわかる仕組みになっています。 風向は胴体の回転した角度に対応する電気信号が出力されることにより、屋内の データ処理・記録装置に記録されます。同じく風速も、プロペラが1回転するごと にパルス信号がデータ処理・記録装置に送られます。風向は北をそれぞれ8・16・ 36とする8方位、16方位、36方位(いずれも時計回り)であらわされ、風速は10分 間平均風速と瞬間風速を秒速であらわします。 この風車型風向風速計は全国の気象台や測候所をはじめ、アメダスの風向風速 観測に使われており 広島地方気象台では、昭和39(1964)年6月から現在にいた るまで使われています。 |
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